4月のイチゴ管理が勝負の分かれ目!収穫量を増やす8つの重要な作業

4月のイチゴ畑——正直なところ、ここが勝負の分かれ目なんです。冬の間じっと耐えてきた苗たちが、ようやく目を覚まして新芽を出し始めるタイミング。この時期にしっかり手をかけてあげるかどうかで、夏の収穫量がガラリと変わります。私も何年かイチゴを育ててきて、これは本当に痛感しています。放っておいてもそれなりに育つけど、大きくて甘い実をたくさん楽しみたいなら、今こそ袖をまくって作業に取りかかるべきです。この記事では、私が実践してきた8つの具体的なタスクを、失敗談やコツも交えながらお伝えします。ちょっとした知識で、あなたのイチゴ畑はきっと変わりますよ。

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4月のイチゴ畑——正直なところ、ここが勝負の分かれ目なんです。冬の間じっと耐えてきた苗たちが、ようやく目を覚まして新芽を出し始めるタイミング。この時期にしっかり手をかけてあげるかどうかで、夏の収穫量がガラリと変わります。私も何年かイチゴを育ててきて、これは本当に痛感しています。放っておいてもそれなりに育つけど、大きくて甘い実をたくさん楽しみたいなら、今こそ袖をまくって作業に取りかかるべきです。ちょっとしたコツを知っているかどうかで、結果が全然違ってきますよ。

1. パッチをきれいにする

冬の間、庭には枯れ葉や枝、古いマルチが溜まっています。これを放置すると、イチゴのクラウン(株元)が蒸れて腐る原因になるので、まずは徹底的に掃除しましょう。私の場合、毎年この作業をさぼると、春先に苗が弱ってしまう経験を何度もしました。

デブリを取り除く

最初にやるのは、枯れ葉や古いマルチ、昨年残った葉っぱをすべて取り除くこと。特にクラウンの周りをきれいにすると、風通しが良くなって病気のリスクがぐっと減ります。軍手をはめて、優しくかき出すように作業してください。

ここで気をつけたいのが、雑草の芽も一緒に抜いてしまうこと。4月は雑草も成長を始める時期で、イチゴと栄養や水分を取り合います。私の経験では、この段階でしっかり雑草を取り除いておくと、シーズン中の手間が半分以下になりますよ。もちろん、その後も定期的にパッチをチェックして、出てきた雑草はすぐに抜く習慣をつけましょう。特に、ハコベやスギナはイチゴの根を傷めやすいので要注意です。

ランナーを整理する

次に、古いランナー(走り枝)を剪定します。ランナーは新しい苗を作るためにエネルギーを使うので、本株の成長を優先したいなら切ってしまいましょう。私が使っているのはフェスカーズのマイクロチップ・スニップで、細かい作業にぴったりです。ただし、パッチを拡大したい場所に向かっているランナーだけは残して、土に押し込んで新しい苗を育てるのも一手です。

ここでよくある誤解が、「ランナーは全部取ったほうがいい」というもの。実は、空いているスペースを埋めたい場合は、ランナーを残して増やすのも有効な方法です。例えば、昨年の冬で苗が何本か枯れてしまったなら、元気なランナーを選んで誘導することで、パッチを再生できます。ただ、あまりにも多くのランナーを残すと、本株が弱るので、1株につき2〜3本を目安にしましょう。剪定した後は、切り口から病気が入らないように、清潔な道具を使うことが大切です。

2. 新鮮なマルチを追加する

掃除が終わったら、すぐに新しいマルチを敷きます。マルチは土の水分を保ち、雑草を抑え、実を清潔に保つという3つの役割を果たします。特に4月は、日中の温度が上がり始めるので、マルチがないと土が乾燥しやすくなりますよ。

4月のイチゴ管理が勝負の分かれ目!収穫量を増やす8つの重要な作業 Photos provided by pixabay

なぜ藁が最適なのか

イチゴには藁(ストロー)がベストです。通気性が良くて水分を適度に保ち、しかも清潔なので、実が直接土に触れずに腐りにくくなります。HealthiStraw GardenStrawのような製品は、雑草の種が含まれていないので安心です。ただし、絶対に干し草(ヘイ)は使わないでください。干し草には雑草の種が大量に含まれていて、後で大変なことになります。私も一度間違えて使って、夏中雑草取りに追われた苦い思い出があります。

マルチの厚さは5〜8センチが理想的。薄すぎると効果が半減し、厚すぎるとクラウンが蒸れます。敷くときは、クラウンの周りを少し空けて、空気が通るようにしてください。樹皮マルチは重すぎて通気性が悪いので、イチゴには向きません。また、黒いビニールマルチを使う人もいますが、これは土の温度を上げすぎて根を傷めるリスクがあるので、私はおすすめしません。

3. 施肥するかどうか——品種で判断する

ここで一つ、意外な事実をお伝えします。春の施肥が必ずしも収穫量を増やすわけではないんです。品種によってタイミングが全く違うので、これを間違えると逆効果になります。

一季成りイチゴは施肥を見送る

一季成り(June-bearing)品種の場合、4月に肥料をやると葉っぱばかりが茂って、実が柔らかくなり腐りやすくなるというリスクがあります。これは私が実際に経験したことで、一度早めに施肥したら、確かに葉は立派になったけど、実は水っぽくて味がイマイチでした。一季成りの施肥は、収穫後の夏か秋に行うのが正解です。その時期に与えた栄養が、来年の花芽形成に役立ちます。

では、なぜこんな違いが出るのか? 一季成りイチゴは、春の成長期にすでに花芽ができているため、追加の窒素が葉の成長に使われてしまうんです。一方で、四季成りや日中性品種は、春から秋まで継続的に花を咲かせるので、エネルギーを補給するために施肥が必要です。もし自分の品種がわからないなら、昨年の収穫パターンを思い出してください——6月に一度だけたくさん取れたなら一季成り、夏中ちょこちょこ取れたなら四季成りです。

四季成りと日中性品種には今がチャンス

四季成り(everbearing)や日中性(day-neutral)の品種には、今こそ肥料を与えるタイミングです。バランスの取れた10-10-10肥料か、イチゴ専用の肥料(TPS Plant Foods Strawberry Fertilizerなど)を使って、今月と来月の2回に分けて施肥しましょう。私のおすすめは、粒状肥料を株元から15センチほど離してまく方法。根に直接触れると焼けるリスクがあるので注意してください。

施肥量は製品の指示に従うのが基本ですが、1平方メートルあたり約30〜50グラムが一般的な目安です。私は毎年4月中旬と5月中旬の2回、この方法で施肥していますが、結果として実の数が1.5倍くらいになった感じがします。あくまで体感ですが、しっかり栄養を補給すると、果実の糖度も上がるように思います。ただし、与えすぎは禁物。葉が異常に濃い緑色になったら、窒素過多のサインなので、すぐに量を減らしてください。

4. 遅霜から花を守る

4月になると、早いものはイチゴの花が咲き始めます。これは嬉しい反面、遅霜のリスクと隣り合わせです。私の住む関東地方でも、4月下旬に急に冷え込んで花が傷んだ年がありました。霜にやられた花は、中心が黒く変色して、実にならないので、予防が何より大事です。

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なぜ藁が最適なのか

まずは、天気予報を毎日チェックする習慣をつけましょう。特に、朝方の最低気温が5度以下になる予報が出たら要注意。霜が降りるのは、曇りのない晴れた夜で、風が弱い日が多いです。私の場合、スマホの天気アプリにアラートを設定して、危ない日は前日に準備を整えています。

もしたくさんの花があるなら、浮きマルチ(row cover)が効果的です。AGfabricsの製品は軽くて通気性が良く、直接花に触れずに保温できます。数が少なければ、タオルや毛布、バケツ、余った藁でも代用可能です。私がよくやるのは、霜注意報が出た夜に、古いシーツをイチゴの上に直接被せる方法。朝になったらすぐに外して、太陽の光を当てるのを忘れずに。

霜害を受けた花の処理方法

もし霜にやられてしまったら、ダメージを受けた花はすぐに摘み取ってください。そうすることで、植物のエネルギーが他の花や葉に集中します。霜害の見分け方は簡単で、花の中心が黒や茶色に変色しているのが特徴。私の経験では、霜が降りた翌朝に確認すると、被害が一目でわかります。重症の場合は花全体が落ちてしまうこともありますが、それは自然の摂理なので、気にせず次の花に期待しましょう。

ここで覚えておいてほしいのが、防霜対策は完全ではないということ。特に強い霜が何日も続くと、どうしても被害が出ます。それでも、対策をした場合としない場合では、収穫量が大きく違うので、面倒でもやり遂げる価値があります。私も一度、油断して何もせずに霜にやられて、その年の収穫が半分以下になったことがあります。本当に悔しい思いをしました。

5. 花を摘む(新植1年目のみ)

これは今年初めて植えた苗だけの作業です。成熟した苗なら、花はそのまま残して収穫を最大化しましょう。新苗の場合、最初の2〜3週間は花芽を摘み取ることで、葉の成長にエネルギーを集中させることができます。

なぜ新苗だけ花を摘むのか

理由は単純で、十分な葉がないと光合成で十分なエネルギーを作れないからです。イチゴは、大きな葉がたくさんあるほど、大きな実を実らせることができます。新苗に最初から実をつけさせると、株が弱ってしまって、夏の収穫量がガクッと落ちるリスクがあります。私も初心者の頃、このことを知らずに花を全部残してしまい、実は小さくて数も少なく、苗もヘロヘロになった苦い経験があります。

具体的な方法は、新しい花芽が出てきたら、指で優しく摘み取るだけ。これを2〜3週間続けたら、その後は花を残して自然に実をつけさせます。この期間が過ぎると、苗は十分な葉を育てているので、安心して開花を任せられます。ちなみに、摘み取る花芽はすべてではなく、元気なものだけ残すという意見もありますが、私は最初の2週間は全部摘む方針です。その後の成長が全然違いますから。

ただし、コンテナ栽培の場合は、地面栽培より成長が早いので、摘花期間を1週間短くしても大丈夫です。また、四季成り品種は一季成りより早く実をつける傾向があるので、状況を見ながら調整してください。私がやっているのは、摘花期間が終わったら、1株あたり3〜4個の実だけ残してあとは摘果する方法。これで実が大きく甘くなりますよ。

6. 土壌の状態をチェックする

4月はイチゴの根が活発に動き始める時期なので、土壌の健康状態を見直す絶好のチャンスです。特に、pHや排水性をチェックすることで、年間を通じた成長が大きく変わります。

4月のイチゴ管理が勝負の分かれ目!収穫量を増やす8つの重要な作業 Photos provided by pixabay

なぜ藁が最適なのか

イチゴが好む土壌pHは5.5〜6.5の弱酸性。これがずれていると、栄養素をうまく吸収できずに生育が悪くなる原因になります。私の庭の土は元々アルカリ性に傾いていたので、4月にpHテストをしたら6.8で、すぐにピートモスを混ぜて調整しました。その結果、その後の収穫量が明らかに増えたのを覚えています。

pHテストキットはホームセンターで数百円で買えます。使い方は、土を採取してキットの指示通りに混ぜるだけ。もしpHが高すぎるなら、ピートモスや硫黄を混ぜて調整します。逆に低すぎるなら、石灰を加えて中和します。この作業は4月中に行うのがベストで、花が咲き始める前に済ませると、苗にストレスがかかりません。私は毎年4月上旬にテストして、結果に応じて修正しています。

排水性を改善する方法

イチゴは過湿に非常に弱いので、水はけの良い土が必要です。4月は雨が多い時期なので、パッチに水たまりができないか確認しましょう。もし水が溜まりやすいなら、畝を高くするか、排水用の溝を掘るのが効果的です。私の経験では、10センチほどの高畝にするだけで、根腐れのリスクがぐっと減りました。

また、有機物をたっぷり混ぜ込むのも排水性向上に役立ちます。腐葉土やよく熟成した堆肥を、1平方メートルあたり5〜10リットル混ぜると、土がフカフカになって根が伸びやすくなります。私は毎年4月にこの作業を欠かさずやっていて、その後の苗の成長が明らかに違います。特に、粘土質の土壌の人は絶対に試すべきです。

排水性の良い土と悪い土の違いを、以下の表にまとめました。

条件良い土悪い土
水はけ雨後1時間で水が引く半日以上水たまりが残る
根の状態白くてしっかり伸びている茶色くて弱々しい
実の甘さ糖度が高く、ジューシー水っぽくて味が薄い
病気のリスク低い(約10〜20%減)高い(根腐れや灰色かび病)

この表を見れば、排水性の改善がどれだけ重要かわかっていただけると思います。もしあなたのパッチが「悪い土」に当てはまるなら、今すぐ対策を始めてください。

7. 病気と害虫の予防を始める

4月は病気と害虫の予防にも最適なタイミングです。発生してから対処するより、予防策を講じるほうが遥かに効果的です。特に、イチゴを悩ませる灰色かび病やアブラムシは、春先に予防すれば夏の被害が激減します。

灰色かび病の予防策

灰色かび病は、湿度が高く風通しが悪いと発生しやすい病気です。予防の基本は、クラウンの周りを清潔に保ち、マルチを敷いて実が土に触れないようにすること。また、銅系の殺菌剤を4月中に1〜2回散布すると、効果的に防げます。私の経験では、予防をした年は発病率が約30〜40%減る感じがします。あくまで体感ですが、試す価値は十分あります。

もしすでに灰色かび病の症状(実や葉に灰色のカビが生える)が見られるなら、感染した部分をすぐに取り除いて焼却してください。放っておくと胞子が飛散して全体に広がります。予防と初期対応を徹底すれば、深刻な被害を避けられるので、面倒でも必ずチェックする習慣をつけましょう。

アブラムシとナメクジ対策

アブラムシは新芽や花に集まって汁を吸い、生育を阻害するだけでなくウイルスを媒介することもあります。早期発見が鍵で、葉の裏側を定期的に確認してください。見つけたら、強い水流で吹き飛ばすか、石けん水をスプレーするのが効果的。私は毎年4月に、週1回のペースで葉のチェックを欠かしません。

ナメクジも厄介な敵で、夜間に若い葉や実を食べます。予防策としては、ビールトラップや銅テープが有効です。また、夜間に懐中電灯を持ってパッチを巡回し、見つけたら捕殺するという原始的な方法も、私はよく使います。これで収穫量が大きく変わるのを実感しています。

ここで一つ、「なぜ予防が大事なのか」と疑問に思うかもしれません。答えは簡単で、病気や害虫が大発生してからでは手遅れになるからです。例えば、アブラムシが一度増えると、天敵のテントウムシが来るまで待つか、化学農薬に頼るしかなくなります。自然の力に任せるのも一つの手ですが、確実な収穫を目指すなら、4月の予防が何より効果的なんです。

8. 水やりのコツとタイミング

4月のイチゴは、適切な水やりが成長を左右する重要な要素です。特に、花が咲き始めてから実がなるまでは、水不足が直接収穫量に影響します。

朝方の水やりがベスト

水やりは早朝に行うのが理想的。理由は、葉に付いた水滴が日中に乾くので、病気のリスクが減るからです。夕方に水をやると、夜間まで葉が濡れたままになって、灰色かび病の原因になります。私も最初は夜に水をやっていましたが、それで病気が増えた経験があります。

水やりの量は、週に1回、たっぷりとが基本。目安は1平方メートルあたり約10〜15リットルですが、天候や土の状態に応じて調整してください。指を土に差し込んで、2センチほど乾いていたら水やりのサインです。また、株元に直接水をやるようにして、葉や花にはなるべくかけないように注意しましょう。

過湿と乾燥のバランス

イチゴは過湿にも乾燥にも弱い繊細な植物です。水をやりすぎると根腐れを起こし、乾燥しすぎると実が小さくて硬くなります。私が実践しているのは、マルチを敷いて土の水分を安定させる方法。これで、雨の日も晴れの日も、適度な湿度を保てます。

もしあなたの地域が雨が多いなら、排水性を高めるために畝を高くするのも有効です。逆に乾燥しやすいなら、ドリップ灌漑(点滴チューブ)を設置するのがおすすめ。私の庭では、1000円くらいの簡易ドリップキットを使って、水やりの手間を大幅に減らしています。これで、毎年安定した収穫が得られるようになりました。

4月のイチゴ管理は、やることが多くて大変に感じるかもしれません。でも、これらの作業をしっかりやれば、夏には大きな実がたくさん取れるはずです。私も毎年このルーティンを続けていて、その結果に満足しています。あなたのイチゴ畑が、今年も最高の収穫をもたらすことを願っています。

品種選び——あなたの庭に合うイチゴはどれ?

ここで一度、「そもそもどんな品種を選べばいいんだろう?」という疑問に答えたいと思います。実は、イチゴの品種選びを間違えると、いくら手をかけても思うような収穫が得られないんです。私も最初は適当に選んで、後悔した経験があります。

一季成りと四季成りの決定的な違い

イチゴには大きく分けて一季成り(June-bearing)と四季成り(everbearing)の2タイプがあります。一季成りは6月に一度だけドッと収穫できるのが魅力で、ジャムや冷凍保存に向いています。一方、四季成りは春から秋まで少しずつ実をつけるので、毎日ちょっとずつ食べたい人にぴったりです。

私の経験では、家庭菜園なら四季成りのほうがおすすめです。理由は、収穫期間が長いので、一度に処理しきれないほどの実ができて腐らせるリスクが少ないから。たとえば、「エルサンタ」や「セレクション」といった品種は、初心者でも育てやすくて味も安定しています。一季成りは、加工用にまとめて収穫したい人や、毎年同じ時期に収穫祭を開きたい人に向いています。自分のライフスタイルに合わせて選んでくださいね。

日中性品種という選択肢

最近注目されているのが、日中性(day-neutral)品種です。これは日照時間に関係なく花を咲かせるタイプで、「アルビオン」や「マラデス」が代表的。一季成りと四季成りの良いところを併せ持っていて、6月から霜が降りるまでコンスタントに収穫できるのが魅力です。

ただし、日中性品種は肥料と水をしっかり与えないと実が小さくなりがちなので、手間をかける覚悟が必要。私の庭では、日中性品種を育てた年は、週に一度の追肥と毎朝の水やりが欠かせませんでした。その代わり、収穫量は一季成りの約1.5倍になった実感があります。時間と手間を惜しまないなら、ぜひ挑戦してみてください。

品種タイプ収穫期間必要な手間おすすめの人
一季成り6月の2〜3週間少なめ(収穫後は放置OK)まとめて収穫したい人
四季成り6月〜10月(断続的)中程度(定期的に収穫が必要)毎日少しずつ食べたい人
日中性6月〜11月(継続的)多め(頻繁な施肥と水やり)手間をかけてでも多く収穫したい人

土づくりの基本——植える前にやるべきこと

イチゴを植える前に、土の準備をしっかりやるかどうかで、その後の成長が全然違います。私は初めてイチゴを育てたとき、土づくりを適当にして、苗が全然大きくならなかった苦い経験があります。ここでは、プロの農家も実践する基本の土づくりを紹介します。

理想の土壌はどんな状態?

イチゴが好きな土は、水はけが良くて、有機物がたっぷり入ったフカフカの土です。具体的には、砂質壌土(さしつじょうど)と呼ばれるタイプで、粘土質でも砂質でもない中間の質感が理想。私の庭は元々粘土質で、雨が降ると水たまりができていました。そこで、腐葉土と川砂を混ぜて改良したら、見違えるように苗が元気になりました

また、土の深さも重要で、最低でも20センチ以上の深さまでフカフカに耕す必要があります。イチゴの根は意外と深く伸びるので、硬い土層があると根詰まりを起こします。私は、スコップで30センチくらい掘り返して、石や硬い塊を取り除く作業を毎年やっています。このひと手間で、根の張りが全然違うんですよ。

堆肥とピートモスの活用法

土づくりで欠かせないのが、有機物の投入です。私のおすすめは、よく熟成した牛糞堆肥とピートモスを半々で混ぜる方法。牛糞堆肥は栄養を補給し、ピートモスは土のpHを下げて排水性を高めます。具体的には、1平方メートルあたり堆肥5リットル、ピートモス5リットルを混ぜ込むのが目安です。

注意点として、生の堆肥や未熟な堆肥は絶対に使わないでください。これらは土の中で発酵して熱を出し、根を傷める原因になります。私も一度、安い堆肥を買って使ったら、苗が枯れてしまった経験があります。熟成堆肥は黒くて土のような匂いがするのが目印。もし迷ったら、「完熟」と書いてある製品を選ぶのが無難です。

コンテナ栽培のコツ——ベランダでもイチゴは育つ

ここで、「庭がないけどイチゴを育てたい」という人に向けて、コンテナ栽培のポイントを紹介します。私はマンション住まいの頃、ベランダでイチゴを育てていましたが、コツさえ掴めば地面栽培より簡単なこともあります。

鉢の選び方と配置の工夫

コンテナ栽培で一番大事なのは、鉢の大きさと素材です。イチゴは根が浅いので、直径30センチ以上、深さ20センチ以上の鉢がおすすめ。私はプラスチック製の鉢より、素焼き鉢のほうが好きです。理由は、素焼き鉢は通気性が良くて、根腐れしにくいから。ただし、乾燥しやすいので、夏場は毎日水やりが必要です。

配置は、日当たりの良い場所を選ぶのが基本。イチゴは1日6時間以上の日照が必要なので、南向きのベランダがベスト。もし日当たりが悪いなら、LED栽培ライトを補助的に使うのも手です。私の経験では、1000円くらいの安いライトでも効果がありました。ただし、ライトは朝から夕方まで12時間ほど点灯するのが理想的です。

コンテナならではの水やりの裏ワザ

コンテナ栽培で困るのが、水やりの頻度と量。地面栽培と違って、鉢の中の水分はすぐに減ります。私が実践しているのは、鉢の底に受け皿を置いて、そこに水を溜めておく方法。これで、底面から水分を吸い上げて、根がしっかり伸びるんです。ただし、受け皿の水は2〜3日で交換しないと、カビや蚊の発生原因になります。

もう一つのコツが、マルチングの代わりに藁を敷くこと。鉢の表面に藁を厚めに敷くと、土の乾燥を防ぎ、実が清潔に保たれます。私は、ホームセンターで売っているハムスター用の藁を安く買って使っています。コンテナ栽培は、狭いスペースでも楽しめるので、ぜひ挑戦してみてください。あなたのベランダが、小さなイチゴ畑に変わるはずです

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FAQs

Q: 4月のイチゴ管理で、本当に「勝負の分かれ目」と言われる理由は何ですか?

A: 私も何年もイチゴを育ててきて、この言葉の重みを痛感しています。4月は、冬の休眠から覚めた苗が新芽を出し、花芽を形成し始めるまさに過渡期。この時期に手を抜くと、夏の収穫量が大きく変わってしまうんです。具体的には、枯れ葉や古いマルチを放置するとクラウンが蒸れて腐敗の原因になりますし、雑草が伸び放題だと栄養を奪われて苗が弱ります。また、遅霜が花を傷めるリスクもこの時期がピーク。私の経験では、4月にしっかりとパッチを整え、マルチを敷き、品種に合った施肥をした年は、収穫量が約1.5倍に増えた実感があります。この時期の作業は、夏に大きな実をたくさん楽しむための投資だと思って、ぜひ丁寧に取り組んでください。

Q: パッチをきれいにする時、枯れ葉や雑草以外に特に注意すべきポイントはありますか?

A: はい、ランナーの整理も見逃せないポイントです。古いランナーは本株からエネルギーを奪うので、剪定ばさみで根元から切ってしまいましょう。ただし、パッチを拡大したい場所に向かっている元気なランナーは、土に押し込んで新しい苗を育てるチャンスでもあります。私の場合、1株につき2〜3本のランナーを残して、空いたスペースを計画的に埋めるようにしています。また、もう一つ注意したいのが、道具の衛生面。剪定後の切り口から病気が入るのを防ぐため、ハサミは使用前にアルコール消毒する習慣をつけましょう。私も一度、消毒を怠って病気が広がったことがあり、それ以来必ずやるようにしています。これらの細かい気配りが、結果的に大きな差を生むんですよ。

Q: 一季成りと四季成りのイチゴで、4月の施肥方法が違うのはなぜですか?

A: これは私も実際に失敗して学んだことですが、品種によって成長サイクルが根本的に違うからです。一季成り(June-bearing)品種は、春にすでに花芽ができていて、栄養を葉の成長に使うと実が柔らかくなり腐りやすくなります。私も一度、早めに肥料をやって葉ばかり茂って、実は水っぽくて味がイマイチだった経験があります。一方、四季成りや日中性品種は、春から秋まで継続的に花を咲かせるので、エネルギーを補給するために4月の施肥が必須。バランスの取れた10-10-10肥料を、今月と来月の2回に分けて株元に与えるのがベストです。もし自分の品種がわからないなら、昨年の収穫パターンを思い出してください。6月に一度だけたくさん取れたなら一季成り、夏中ちょこちょこ取れたなら四季成りです。この違いを理解するだけで、施肥の効果が大きく変わりますよ。

Q: 4月の遅霜からイチゴの花を守るために、具体的にどんな準備をすればいいですか?

A: まずは天気予報を毎日チェックする習慣が大切です。特に、朝方の最低気温が5度以下になる予報が出たら要注意。私の場合は、スマホの天気アプリにアラートを設定して、危ない日は前日に準備を整えています。対策としては、たくさんの花があるなら浮きマルチ(row cover)が効果的で、通気性が良くて直接花に触れずに保温できます。数が少なければ、タオルや毛布、バケツ、余った藁でも代用可能です。私がよくやるのは、霜注意報が出た夜に古いシーツをイチゴの上に直接被せる方法。朝になったらすぐに外して、太陽の光を当てるのを忘れずに。もし霜にやられてしまったら、中心が黒く変色した花はすぐに摘み取ってください。そうすることで、植物のエネルギーが他の花に集中します。防霜対策は100%完璧ではありませんが、やらないよりはるかに効果的です。私も油断して一度失敗したことがあるので、本当に後悔しないようにしてほしいです。

Q: 新しく植えたイチゴの苗だけ、4月に花を摘むのはなぜですか?

A: これは私も初心者の頃に知らなくて、実が小さくて苗が弱ってしまった苦い経験から学びました。新苗はまだ十分な葉がなく、光合成でエネルギーを作る力が弱いんです。最初から花を咲かせて実をつけさせると、株が疲弊してしまい、夏の本格的な収穫量がガクッと落ちます。具体的な方法は、植え付けから2〜3週間は、新しい花芽が出てきたら指で優しく摘み取るだけ。この期間が過ぎると、苗は十分な葉を育てているので、その後は自然に開花を任せられます。私の場合は、さらに摘花期間が終わったら、1株あたり3〜4個の実だけ残してあとは摘果する方法で、実が大きく甘くなりました。コンテナ栽培の場合は地面栽培より成長が早いので、摘花期間を1週間短くしても大丈夫です。この一手間が、夏の収穫を大きく左右するので、ぜひ試してみてください。

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